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人生アトラクション、仕事はゲーム

「人生はアトラクション、仕事はゲーム」。私が経営支援の仕事をするうえで、根っこに置いている言葉です。初めて聞いた方は、少し軽い言葉に感じるかもしれません。ただ、私にとってこれは、遊び半分の話ではありません。障害物だらけの道をどう歩くか、目の前の仕事にどう向き合うか、という真剣な話です。
いばらの道だから、アトラクションになる
人生は、平らな一本道ではありません。思いどおりにいかないこと、予想もしなかった壁、避けて通れない痛み。どれだけ準備をしても、障害物は次々と現れます。私はそれを、いばらの道を進むこと自体がアトラクションなのだ、と捉えています。
ジェットコースターは、落ちるから面白い。お化け屋敷は、怖いから入る。何も起きない乗り物に、わざわざ並ぶ人はいません。人生も同じで、障害物があるからこそ、進むことに手応えが生まれます。壁にぶつかったとき、「なぜ自分だけが」と嘆くのか、「次はこう来たか」と身構えるのか。出来事は同じでも、この受け止め方の違いが、その後の歩き方をまるで変えてしまいます。
仕事は、その人に与えられたミッション
では、仕事はどうか。私は、仕事とはその人に与えられたミッションであり、それに取り組むことはゲーム攻略そのものだと考えています。ゲームには必ず、クリアすべき目標と、守るべきルールと、どこまで進んだかを示すスコアがあります。だからこそ、難しい面ほど夢中になれるのです。
仕事がつらい作業に感じられるのは、たいてい、このミッションが見えていないときです。何のためにやるのか、どこまでやれば達成なのか、いま自分はどの辺りにいるのか。それが分からないまま、目の前の作業だけが降ってくる。これでは攻略のしようがありません。私が経営者の方々と一緒に取り組んでいるのは、まさにこの部分です。想いを見える化し、やるべきことを見える化し、成果を見える化する。ミッションが見えた瞬間、同じ壁が「避けたいもの」から「攻略したいもの」に変わります。
自分が生まれた目的を、仕事を通じて見つける
ゲームを攻略していくと、自分がどんなプレイヤーなのかが分かってきます。得意なステージ、つい夢中になる課題、誰かと組んだときに力が出る場面。仕事のミッションを一つずつ攻略していく過程は、自分が何のために生まれてきたのかを、少しずつ確かめていく過程でもあります。
だから私は、会社の成長は目的ではなく手段だと考えています。最終ゴールは、人の成長です。経営者の役割は、社員一人ひとりが自分のミッションを持ち、それをゲームとして楽しみながら攻略できる舞台を整えること。壁を取り除いてあげることではなく、壁を攻略対象に変える仕組みをつくることです。
いばらの道は、これからも続きます。それでも私は、その道をアトラクションとして進み、与えられたミッションをゲームとして攻略していきたいと思っています。そしてそのプレイヤーが、一人でも増えていくお手伝いをしていきます。

