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日本最北端の地、稚内へ
士業グループ「LTRコンサルティングパートナーズ」の研修旅行で、日本最北端の地・稚内を訪れました。今回の旅は、仲間の住職の実家がある土地をたずね、歴史あるお寺で手を合わせる、心に残る一日となりました。

日本最北端の地、稚内へ
私たちLTRコンサルティングパートナーズは、税理士・社会保険労務士・中小企業診断士など、さまざまな専門家が集まる士業グループです。日頃はそれぞれの分野でお客様と向き合っていますが、年に一度、こうして全員で研修旅行に出かけ、学びと親睦を深めています。
今回の行き先は、北海道・稚内。日本のいちばん北、最北端の街です。きっかけは、メンバーである光明寺の石田住職。稚内は、石田住職の実家がある土地なのです。仲間のルーツをたずねる旅、というわけです。
護国寺で、北辺を守った人々に手を合わせる
旅の中で訪れたのが、稚内の宗谷地区にある「護国寺」です。手を合わせ、静かにお参りをさせていただきました。

この護国寺には、深い歴史があります。江戸時代、幕府は新しい寺院を建てることを原則として禁じていました。しかし幕末の安政年間、幕府が蝦夷地(北海道)を直轄し、北方の警備を本格化させる中で、この地に寺院の建立が許されたのです。
護国寺は、樺太や北蝦夷地の警備にあたり、遠い北の果てで命を落とした人々を弔うために建てられたお寺でした。寺の僧は、利尻・礼文から網走にいたる広い範囲を巡り、亡くなった人々の供養を続けていたといいます。
当時、この最北の地がどれほど厳しい場所だったか。今のように整備された道も、暖かい装備もない時代に、国の北辺を守るために遠くから派遣され、二度と故郷へ帰れなかった人も少なくなかったはずです。そうした名もなき人々への祈りが、このお寺の出発点にあります。
歴史の前に立つと、自分の仕事の意味が見えてくる
お参りをしながら、ふと考えました。
はるか昔、この地で誰かを守るために尽くした人がいた。その人々を弔うために、お寺が建てられ、僧が広い大地を歩いて供養を続けた。時代も役割もまったく違いますが、「誰かのために、目立たないところで尽くす」という姿勢は、私たち士業の仕事にも通じるものがあるように感じたのです。
経営者の隣に立ち、表には出ない悩みに耳を傾け、地道に伴走する。華やかさはなくても、その積み重ねが会社を、人を、少しずつ支えていく。最北の地で歴史に触れたことで、自分たちの仕事の意味をあらためて噛みしめる時間になりました。
仲間と同じ景色を見る、ということ
研修旅行の価値は、知識を仕入れることだけではありません。
仲間の住職の故郷を一緒にたずね、同じお寺で手を合わせ、最北端の景色を同じ目で眺める。そうやって時間を共にすることで、専門分野の垣根を越えた信頼が育まれていきます。この絆こそが、お客様に総合力で応えるための、私たちの土台です。
同じ景色を見た仲間とは、いざというとき本気で力を合わせられる。
日本最北端の地で過ごした今回の研修旅行は、歴史を学び、仲間との絆を深め、そして自分たちの仕事の原点を見つめ直す、とても有意義な時間となりました。石田住職、そしてあたたかく迎えてくださった稚内の皆様に、心から感謝申し上げます。

